“方向”と“距離”を明確にすることが、成長・成果への大事な一歩
先日のエールでは、
「理想の組織作り」について話をしました。
そもそも、
「エールをもっと良いチームにしよう」と考え、
もっと成長し合える、成果の出せるチームにしていくための講義でした。
理想の組織とは、
どのようにして作り上げていくのか。
当日は、平行して見学会も実施していたので、
エールの塾生たちに加え、
見学に来ている大人たちも一緒に意見を交わし、
大人も子どもも、真剣に考えを深めていました。
エールに来ている子どもたちは、
級長や委員長、クラブのキャプテンなど、
チームをまとめる立場の子どもたちが沢山います。
先日の講義のあと、
その子たちが
「学級をさらに良くするために、この前の講義を活かしてみよう」
と、動き出してくれたのです。
嬉しいですね。
エールには、
「学力向上」という“目標”があります。
これはあくまでも“目標”です。
言い換えれば「手段」です。
では、何のために「学力向上」を目指すのか。
それは、「未来を切り拓く“人間力”を養うため」です。
言い換えれば「自立」なのです。
自立とは、
自分の幸せだけでなく、
周りの幸せも同時に達成していく。
「自利即利他」
の気持ちが非常に大切です。
今回の講義を聞いて、
彼ら、彼女たちが、自分たちだけでなく
「学級の仲間のために」「学校のために」
と行動してくれたことは本当に嬉しいことです。
世の中に、
「学力向上」を謳う場はいくらでもあります。
しかし、
「学力向上」は、
あくまでも“目標”であり“手段”でしかありません。
何のために「学力向上」を目指すのか。
それは、
子どもたちが未来を切り開く力をつけ、
自分自身を成長させることで、
自分も幸せになり、
周りも幸せになるためではないのでしょうか。
私は師匠である原田隆史先生に、
「目的1番・目標2番」
だと教えていただきました。
“何のために”という「目的」が【方向】であり、
そのための「目標」が【距離】だと。
【方向】と【距離】が決まってこそ、
人は自信をもって歩んでいくことができるのです。
特に、
どこへ向かうかの【方向】が曖昧であれば、
人は自信をもって歩んでいくことはできません。
みなさんの「目的・目標」はいかがですか?
向かうべき【方向】と【距離】は、
鮮明に描けているでしょうか。
みなさんが成し遂げたい、手に入れたい未来を、
ぜひ、描きに描いてください。
「目的1番・目標2番」ですからね。
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