“主体的に学ぶ” or “受動的に学ぶ”
エールの基本は「チーム学習会」での “学び合い、教え合い” になります。
上は中学3年生から、
下は小学4年生までが一緒の場所で学び合い、教え合う。
分からない問題があれば、
みんなで考えて、協力し合って考える。
上級生が下級生にという場面があれば、
同級生どうしで、時には学習アドバイザーにアドバイスをもらいながらも、
自分たちで頑張って問題に取り組もう、
みんなで解決しようとするムードがエールの良さ。
しかし、
このような意見もあるかもしれません。
「勉強しに来ているのに、人に教えたり、世話を焼いてたら学習が進まないんじゃないの?」
「自分のことに集中して、周りを気にせずに取り組むほうが学力が高まるのでは?」
これは大人の職場でも同じような意見を耳にすることがあります。
「私は自分の仕事に集中したい。人に教えている暇はない。」
“自分のやるべきことを淡々をこなしていく”
これまでは勉強であれば、
“自分の課題を着実にこなしていく”
ことこそが大切であり、
人に構っている暇はないという雰囲気があったのではないでしょうか。
ここで、
「ラーニングピラミッド」
という考え方を紹介します。
この図をご覧ください。
このピラミッドは、
アメリカ国立訓練研究所の研究から導き出された、
“学習定着率”(どれだけ学びが定着するか)
を示す図となります。
言い換えれば学び方によって“学習効果に違いがある”とも言えます。
ピラミッドの上から、
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1.講義
2.教科書を読む
3.視聴覚機器による学習
4.デモンストレーション
5.グループディスカッション
6.練習
7.他の人に教える
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と学び方が並んでおり、
ピラミッドの上の方ほど定着率が悪く、
下に行くほど定着率が高いことになります。
実は、
ただ一人で黙々と勉強に取り組むよりも、
誰かとディスカッションしたり、
教えあうことは、
“非常に効果の高い勉強法” なのです
そして、
5番以降の学びは一人では成立せず、
周りと協力し合って、
主体的に取り組む必要があります。
学習支援塾エールが、
なぜ、
“学び合い、教え合い”
を学習の中心に置くのか。
ラーニングピラミッドを知るだけでも、
見る視点が変わってくることと思います。
もちろん、
5以降の学びを活発に行おうと思えば、
1から4の学びをしっかりと行っておく必要があります。
自宅などでは、
1から4の自学自習の学びを中心に、
エールに来た時には、
5以降の学び合い、教え合いを中心に、
効果的に学びを進めていく。
その過程で、
これからの時代に求められる、
自立した人材に育つことが、
私たちの目指す姿なのです。
みなさんの職場、グループでは、
お互いに教え合ったり、学び合ったりする雰囲気はあるでしょうか。
ぜひ、
ラーニングピラミッドを意識しながら、
学びを効果的に自分たちのものにしてくださいね。
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“主体的に学ぶ”
ということは、いかに大切で成果に直結するのか。
一人での時間も大切ですが、
ぜひ、周りと協力する、意見を出し合う時間を作ってくださいね。
大きく学びが加速しますよ。