イングリッシュ調理実習!
数ヶ月前、 中学3年生のMちゃんが 「英語しばりの調理実習したい」と
提案したことがきっかけで 当日を迎えた今日。
それぞれしっかり準備してきたことで すごくすごく楽しい調理実習になりました。
調理実習の準備はメニューを 決めるところからはじまり、 各自、日本語でレシピを用意。 そのまま英訳するのは難しいので 「私は卵を割ります」「私はボウルに玉ねぎとひき肉を入れます」など
中学校で学ぶ英語に翻訳できるように日本語を調整。 日本語は主語が省略されることが多いので この作業は日本語の成り立ちを知る上でも、良い学びになります。
それから、各自で英訳をしました。 英訳は、スマホの翻訳などを活用した子もいましたが、 それでもOK! 最後には、英語の先生のチェックを受けて、 正しく直して、いよいよ当日。
調理実習に入る前に、 一人ひとり、レシピを英語で発表しました。
「オリーブオイルを熱したフライパンに…」など ちょっと難しい表現を、 関係代名詞などを用いて表現した子もいて それぞれが、自分のレベルで英訳に挑戦していましたよ。
発表のあとは 調理実習スタート。 調理実習中も「会話は英語!」 いくらなんでも、それはハードル高いでしょ…と思ってましたが、 「出川イングリッシュでいいでしょ!」という 塾生たちのノリの良さが存分に発揮されて
無茶苦茶ながらも みーーーーーんな、英語で話していたんです!
「えーーと、えーーーと」と言いながらも 何とか英語で伝えようとする姿に サポートに入ってくれたネイティヴの先生も 塾生たちの言葉をジッと待ってくれて
ぎこちなかったけど、コミュニケーションしてる…(笑)
ホェア ターナー? (フライ返しはどこ?) ハゥ メニー ピーポー?(何人いるの?) アイ ニード キャロット!(ニンジンがいる!) 海外で伝わるとは思えない英語ですけど 話そうとする姿勢が・・・笑える、、、いやスゴイ!
調理室の壁には 調理中によく使われるフレーズのカードが。
これは、中学3年生がフレーズの英文を用意して、 小学4年生の2名がカードに描きました。 「hとnは似てるけど、何が違うの?」
「rをvって書いちゃった」など
英語に馴染みの薄い小学生だからこそ 気付けることがあり、 とてもいいトレーニングになりました。
調理も中盤になると、 作業にいっぱいいっぱいになってしまい、 英語で話せなくなるシーンが増えてきましたが、
まぁそれもアリ。
最後は、 中学1年生の料理男子Hくんが ハンバーグの仕上げのソースをかけて 調理完了〜〜♪
美味しそうな料理がテーブルを飾り、 みんなで「いただきます!」
乾杯の音頭を取ってくれたのは 中学3年生のFくん。
私の無茶ぶりに戸惑いながらも なんだやるじゃん!ってくらいの男前な口調で みんなをまとめてくれました。
食事中は日本語解禁(もうすでに英語はどっか行ってましたが…笑)。
レシピを英訳して、 自分たちで創った料理の味は それはそれは格別で。 大笑いしながら ガッツリ食べるみんな。 もう食べられなーーーい!と言うまで 食べまくっていましたよ。 最後の振り返りでは、 中学3年生のRくんが 「英語を使う機会があるっていいな!と思いました」と感想を述べてくれました。 英語はツールですから、 ツールとして学ばないとね。
4月から一緒に過ごしてきたみんな。 無茶苦茶な英語でも話してみよう!とトライできたのは、 事前の準備が整っていたことだけでなく、 ココなら 無茶苦茶な英語でも、誰も笑ったりしない。 どんな自分でも、受け入れてくれる。 という、安心して挑戦できる環境 があるから。
いよいよ3年生は 志望校合格に向けてカウントダウンです。 あなたのままで大丈夫。 だから、自分を思いきって出し切るんだ。 学習支援塾エールでは 英語や数学の解き方を教えることも大切にしてますが、 私たちが本当に大切していきたいのは 自分の足で歩もうとする 自信と勇気です。