次世代のリーダーを育成する「クレド会議」
本日は「クレド会議」を開催しました。
春休みの午後でしたが、
有志のメンバーが集いあってくれ、
エールのこれからについて、
しっかりと考えてくれましたよ。
こんな感じで子どもたちも取り組んでくれています。
いい感じですよね。
「クレド」と言えば、
リッツカールトンホテルなどで有名になりましたが、
その組織の志や信条、行動指針などを表すものです。
カード型になっていることが多く、
いつも持参することで、自分たちが何のために行動しているのか、
取り組んでいるのかを常に意識していくものになります。
企業でも導入しているところは増えてきていると思いますが、
塾でさらに子供たちが自分たちで作成することは、
多分無いのではと思います。
ただ、
エールは自立型の人材を育成する塾ですので、
大人が何かを用意するのではなく、
子どもたちが自主的に取り組むのが特徴です。
大人の方に、
子どもたちが「クレド」を作っていると伝えると、
“信じられない”
“大人でも難しいのに”
“どうしてそんなに前向きに?”
という声をもらいます。
もちろん、
クレドを作るというのは、
簡単なことではないのも事実です。
ただ、
私はこのような時にいつも意識していることがあります。
それは、
“できるか、できないか”
ではなく、
“やりたいか、やりたくないか”
で考えようと。
学習支援塾エールの未来を考えたときに、
「クレド」の存在は絶対に必要だと考えました。
そして、
子どもたちに聞いてみると、
「作ってみたい」とのこと。
“じゃあ、やろう!”
という流れで今回の作成会議となったのです。
ここで大事なことは、
信頼して物事を任せられるかということ。
そして、
まずは“やってみる”ということが、
人や組織の成長にはとても重要なのです。
自転車に皆さんも乗ったことがあると思いますが、
最初に乗れた時を覚えているでしょうか。
失敗もなく、
最初からスムーズに乗れた方はいますか?
違いますよね。
誰もが何度も失敗し、
家族に支えられながら乗れるようになる。
自転車に乗れるようになってから、
自転車に乗る人はいないのであり、
何度も失敗を繰り返すからこそ、
人は成長していくのです。
今回のクレド会議。
結果はどうなるかはまだまだ分かりません。
しかし、
大きな一歩を踏み出したことが、
彼ら彼女たちの未来にとって、
とても大きな財産になるのだと感じます。